屋根一体型ソーラーパネルの回路を保護:リテルヒューズ 400PVシリーズ
リテルヒューズは、太陽光発電ヒューズ「400PV」シリーズを2021年5月中旬に発売する。屋根一体型ソーラーパネル向けの表面実装型回路保護用デバイスで、発熱や火災の原因となる逆過電流から回路を保護する。
リテルヒューズは2021年5月、太陽光発電ヒューズ「400PV」シリーズを、同月中旬に発売すると発表した。同社の国内代理店を通じて販売する。
同シリーズは、屋根一体型ソーラーパネル向けの表面実装型回路保護用デバイスで、太陽光発電の電力系統設計規格「UL248-19」に準拠する。最大1万Aの遮断定格を有しており、発熱や火災の原因となる逆過電流から回路を保護する。
2410サイズと小型で、有鉛、無鉛いずれのはんだにも対応可能。100%鉛フリー、ハロゲンフリーとなっているほか、RoHSにも対応している。
太陽光発電ヒューズ「400PV」シリーズ
アンペア数0.375A、定格電圧86Vで、抵抗は0.31Ωに抑えた。−55〜+125℃の温度範囲で動作する。
- 定格105℃、800Vのソリッドステートリレー
リテルヒューズは、定格負荷電圧800VのNO型ソリッドステートリレー「PLA172P OptoMOSリレー」を発表した。動作周囲温度105℃での電気的パラメーターを保証する。
- サージ保護デバイスに適した熱保護バリスタ
リテルヒューズは、熱保護バリスタ技術を搭載した「LSTバリスタ」シリーズを発表した。過熱保護機能とアークシールドを組み込み、保護機能を強化しているため、バリスタの寿命末期や異常な過電圧状態下にあっても、致命的な故障や火災を防ぐ。
- 車載向け電源回路用インダクター、新たに3種追加
TDKは2016年9月27日、車載向け電源回路用のパワーインダクター「CLF-NI-Dシリーズ」で、新たに3種類のラインアップを拡大すると発表した。2016年10月から量産を開始するという。
- 高速スイッチングを達成、定格1200VのSiC MOSFET
リテルヒューズは、定格電圧1200VのSiC MOSFET「LSIC1MO120E0080」シリーズを発売した。定格電流は25Aで、通常オン抵抗は80mΩ、最大150℃の温度で動作する。
- Li電池電圧モニター用アナログフロントエンドIC
リコー電子デバイスは、4〜7セルLi電池のセル電圧モニター用アナログフロントエンドIC「R5602」シリーズを発売した。高精度かつ低消費電力の電圧モニターが可能で、Li電池の長寿命化に貢献する。
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