PXIe対応の3G〜67GHz RF/マイクロ波PXI製品:ピカリング PXIモジュール
ピカリング インターフェースは、周波数範囲3G〜67GHzのPXI RF/マイクロ波スイッチングモジュールを、オプションのPXIeフォーマットでも提供開始する。PXI製品をPXIeでも使用したい場合、同社に連絡することでサポートを受けられる。
ピカリング インターフェースは2021年6月、周波数範囲3G〜67GHzのPXI RF/マイクロ波スイッチングモジュール211製品を、オプションのPXIeフォーマットでも提供開始すると発表した。
PXI RF/マイクロ波スイッチングモジュール
PXIとPXIeの両バージョンは、ソフトウェアおよびハードウェア機能が同一となる。そのため、3GHz超で動作するRFおよびマイクロ波モジュール211製品を含めた数百の既存PXIモジュールが、PXIeフォーマットに移植可能になった。なお、同年5月に発表したPXI、PXIe、LXIフォーマットの67GHzマイクロ波マルチプレクサも含まれる。
同社の製品サポートは通常15〜20年となっており、PXIとPXIeの両フォーマットを対象としている。PXI製品をPXIeでも使用したい場合、同社に連絡することでサポートを受けられる。
- 1GHz帯域幅に対応したベクトル信号トランシーバー
日本ナショナルインスツルメンツは、ベクトル信号トランシーバー(VST)の第2世代品「NI PXIe-5840」を発表した。難度の高いRF設計、テスト用に開発され、1GHzの帯域幅に対応する。
- 100GbE規格をカバーした自動テストソリューション
テクトロニクスは2017年1月、4レーンの100Gビットの電気インタフェースに対応した100Gビット イーサネット(GbE)自動テストソリューションを発表した。
- 32チャンネルのPXI絶縁型熱電対シミュレーター
ピカリング インターフェースは、熱電対シミュレーション用モジュール「41-761」を発表した。1つのPXIスロットで最大32個の独立絶縁チャンネルに対応し、±20mV、±50mV、±100mVの電圧範囲をカバーする。
- 波形更新レート100万回/秒のオシロ、6GHz帯に対応
ローデ・シュワルツ・ジャパンは、デジタルオシロスコープ「R&S RTO2000」シリーズに、6GHzモデルを追加した。16ビットの垂直解像度と、波形更新レート100万回/秒の性能を備えている。
- 110GHzまでのカバレージを提供するアナライザー
キーサイト・テクノロジーは2016年10月、最大解析帯域幅5GHzで110GHzまでの周波数カバレージを提供するシグナル・アナライザ「N9041B UXA X」シリーズを発表した。高度なフロントエンド回路を搭載し、表示平均雑音レベルを低下できる独自機能を備えているという。
- ノイズ測定を統合した1/fノイズ・RTN測定システム
キーサイト・テクノロジーは、ウエハー上のデバイスノイズを測定、モデリングできる、1/fノイズ・RTN測定システム「Advanced Low-Frequency Noise Analyzer」を発表した。
- マクロ基地局向け高出力LDMOSパワートランジスタ
NXPセミコンダクターズは、1805M〜2690MHzで動作する携帯電話のマクロ基地局向けのLDMOSトランジスタ「Airfast 3 RFパワートランジスタ」を発表した。最大53%の効率を達成している。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.