インフィニオン テクノロジーズは、ホームセキュリティに適したバッテリー駆動の「スマートアラームシステム」を発表した。音響および圧力センサーのデータを、AIおよびMLベースのソフトウェアで処理する。
インフィニオン テクノロジーズは2022年6月、ホームセキュリティに適したバッテリー駆動の「スマートアラームシステム(SAS)」を発表した。ガラス窓の破損、不審者の侵入、煙および一酸化炭素警報器の作動に対応する。既にリファレンスデザインの提供を開始しており、リファレンスボードは同年9月に発売予定だ。
同社のSASは、音響や圧力センサーからのデータと、AI(人工知能)およびML(機械学習)ベースのソフトウェアアルゴリズムを組み合わせたセンサーフュージョンシステムだ。同社のXENSIV MEMSマイクロフォン「IM73A135V01」、XENSIVデジタル圧力センサー「DPS310」、マイクロコントローラー「PSoC 62」を搭載する。
室内の鋭い音や特徴的な音声、圧力イベントを正確に識別する。特に、音響ベースの従来の警報システムと異なり、室内の圧力が変化した時の特徴的なパターンを把握できる。生活音やバックグラウンドノイズは拾わないため、誤作動を防ぐ。低消費電力のウェイクオン音響イベント検出機能と組み合わせることで、バッテリーの長寿命化にも貢献する。
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