東芝デバイス&ストレージは、出力定格40Vの定電流制御対応ステッピングモータードライバーIC「TB67S549FTG」の出荷を開始した。従来より小型化し、実装基板の省スペース化に貢献する。民生および産業機器に適する。
東芝デバイス&ストレージは2022年8月、出力定格40Vの定電流制御対応ステッピングモータードライバーIC「TB67S549FTG」の出荷開始を発表した。従来より小型化し、実装基板の省スペース化に貢献する。プリンタ、MFP、ATM、両替機、監視カメラ、プロジェクターなど、民生および産業機器に適する。
DMOS FET(二重拡散型MOSFET)を出力パワートランジスタに採用し、バイポーラーステッピングモーターに対応する。モーター出力電圧定格は40V、モーター出力電流定格は1.5A、モーター電源電圧は4.5〜33V、スリープモード時の消費電流は1μAとする。
大きさ4.0×4.0mmのQFN24パッケージを採用したことで、QFN32パッケージの従来品「TB67S539FTG」と比べて、実装面積を約64%相当にした。また、定電流モーター制御時の外付け電流検出抵抗、チャージポンプ回路用の外付けコンデンサーを内蔵しているため、外付け部品も減らせる。
動作温度範囲は−40〜+85℃で、過電流検出、過熱検出、低電源電圧検出機能も備える。
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