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1000サイクル対応コイン形リチウム二次電池マクセル CLB640

マクセルは、コイン形リチウム二次電池「CLB640」を開発した。外径6.8mmと小型ながら標準容量が13mAhと大きく、約1000回の充放電サイクル特性を有している。

» 2022年09月28日 09時00分 公開
[EDN Japan]

 マクセルは2022年9月、コイン形リチウム二次電池「CLB640」を開発したと発表した。標準容量が13mAhと大きいほか、約1000回の充放電サイクル特性を有している。

コイン形リチウム二次電池「CLB640」 出所:マクセル

 同製品は、同社従来品の「CLB740H」をベースに電極搭載量を最大化したほか、電極構成を最適化した。これにより高容量になり、1000サイクル使用後の容量維持率は80%以上に達している。

外径6.8mmの小型サイズ

 外径が6.8mm、高さが4.0mm(満充電時)と小型で、重量は0.4g。公称電圧は3.8Vとなる。充電条件は定電圧値が4.2V、温度が0〜45℃、放電条件は終止電圧が3.0V、温度が−20〜+60℃となっている。

 小型のウェアラブルデバイスやIoT(モノのインターネット)デバイスでの用途に適する。

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