アドバンテストは、ディスプレイドライバのテストシステム「T6391」向けに、パーピンデジタイザおよびコンパレーターモジュール「LCD HP」を発表した。同社の従来品に比べ、測定精度が5倍向上している。
アドバンテストは2022年11月、ディスプレイドライバーのテストシステム「T6391」向けに、パーピンデジタイザおよびコンパレーターモジュール「LCD HP」を発表した。既に、大手ディスプレイICメーカーが評価を実施中で、2023年第2四半期の販売開始を予定している。
ノイズとチャンネル間の測定偏差が低減し、同社従来品に比べて測定精度が5倍に向上している。高精度な測定に対応したことで、ハイエンドスマートフォンやVR(仮想現実)、AR(拡張現実)用途向けのディスプレイドライバーIC(DDIC)のテストに適する。
また、一定の負荷をかけた状態で、±40Vまでの高電圧試験にも対応。これにより、実際の動作に合った車載用DDICの機能試験に利用できる。従来品のT6391とは互換性を有しており、置き換えも容易だ。
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