インフィニオン テクノロジーズは、データセンター向けのホットスワップコントローラー「XDP710」を発表した。クローズドループSOA制御や完全デジタル動作モードを特徴とし、設計時間の短縮、部品点数の削減に寄与する。
インフィニオン テクノロジーズは2022年11月、データセンター向けのホットスワップコントローラー「XDP710」を発表した。既に量産を開始している。
XDP710は、3つの機能ブロックで構成される。1つ目がテレメトリおよびSOA(安全動作領域)制御ブロック、2つ目がシステムリソースおよび管理ブロック、3つ目がnチャンネルパワーMOSFET向けの統合ゲートドライバーとチャージポンプブロックとなる。
入力電圧範囲は5.5〜80V。最大で100V、500ミリ秒の過渡電流に耐えられる。抵抗ストラップを用いた外部FETを選択できるほか、ブーストモードなどの機能も搭載した。パッケージは6×6mmのVQFNを採用。リード数は29となっている。
クローズドループSOA制御や完全デジタル動作モードを特徴としており、設計時間の短縮や部品点数の削減に寄与する。また、アナログアシストデジタルモードで動作し、レガシーシステムに対応させることも可能だ。
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