まず、マイコンの通信機能の設定を行います。
STM32 Nucleoボードを使う場合、USART2モジュールの設定を行います。設定は、STが無償提供している統合開発ツール「STM32CubeMX」*2)を使うと簡単なので、ここではSTM32CubeMXを使った設定手順を説明します。
最初に「Pinout&Configuration」でピン設定します。PA2を「USART2_TX」に、PA3を「USART2_RX」に設定します。
設定が終わるとピンがオレンジ色に変わります(図3)
次に、通信速度や方式などの通信仕様を設定します。Connectivity→USART2→USART2 Mode and Configurationの順で設定画面を開けます。Modeを「Asynchronous」、Hardware Flow Control(RS232)を「Disable」にします。
Parameter Settingは、Default(Baud Rate:115200、Word Length:8Bits、Parity:None、Stop Bits:1)のままで問題ありません。
設定が終わるとピンが緑色に変わります。
通信仕様は、使用するターミナルソフトとの通信条件に合わせれば上記以外の設定でもOKです(図4)
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.