ビシェイ・インターテクノロジーは、垂直共振器面発光レーザーを採用した、反射型光センサー「VCNT2030」を発表した。同社前世代品と比較して、PCBへの実装面積が40%以上縮小している。
ビシェイ・インターテクノロジーは2023年8月、VCSEL(垂直共振器面発光レーザー)を採用した反射型光センサー「VCNT2030」を発表した。既にサンプル品と製品の提供を開始していて、量産時の標準納期は8〜16週となっている。
VCNT2030は、発光光源と検出器が同一平面上に位置する構造となっている。1.85×1.2×0.6mmの小型SMDパッケージを採用し、同社前世代品と比較して、PCBへの実装面積が40%以上縮小している。
同センサーのVCSELは、放射角度が±17度で内部のクロストークを極力抑えるほか、保護ガラス越しの近接性能も向上している。駆動電流は8mAだ。
また、同センサーの検出距離は15mmで、競合品の約3倍に相当する。検出範囲は0.3〜6mm、エミッター波長は940nm、標準出力電流は2.5mA。テスト条件下での標準CTRは31%となっている。
リフローはんだ付けに対応し、J-STD-020基準のMSL(吸湿耐性レベル)3に準拠した。ハロゲンフリーでRoHSにも準拠している。
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