転送速度が最大7200MT/秒、1βプロセス採用の16GビットDDR5 DRAM:マイクロン 16GビットDDR5 DRAM
マイクロンテクノロジーは、1βプロセスを採用した、16GビットのDDR5 DRAMを発表した。転送速度は4800〜7200MT/秒で、AIの学習や推論、生成AI、IMDBデータ分析などのアプリケーションの稼働を高いパフォーマンスで実行できる。
マイクロンテクノロジーは2023年10月、1βプロセスを採用した、16GビットのDDR5 DRAMを発表した。PCメーカーやデータセンター向けに、出荷を開始している。
1βプロセス採用の16GビットDDR5 DRAM
転送速度は4800〜7200MT/秒。AI(人工知能)の学習や推論、生成AI、IMDB(インメモリデータベース)データ分析などのアプリケーションの稼働を高いパフォーマンスで実行できる。
また、High-k CMOSデバイステクノロジーやクロックシンク、4相クロッキングなどを採用する。これにより、同社前世代品と比較して性能が最大50%、ワット当たりの性能が33%向上した。
16G、24G、32GビットのDRAMダイを用いたDDR5 RDIMMやMCRDIMM、16G、24GビットのDRAMダイを用いたLPDDR5X、HBM3E、GDDR7など、メモリベースのソリューションを提供する。
- 232層TLC NAND採用データセンター向けSSD
マイクロンテクノロジーは、2種のデータセンター向けSSDを発表した。TLC NANDフラッシュを採用した「Micron 6500 ION NVMe SSD」と、大量書き込みに対応する「Micron XTR NVMe SSD」となる。
- DDR5向け第3世代RCD、第1世代CKD
ルネサス エレクトロニクスは、DDR5メモリモジュール向けに、第3世代RCD ICと第1世代CKD ICを発表した。サーバ用とクライアント用DIMMの6400MT/秒、7200MT/秒をサポートする。
- PCIe 4.0対応の大容量クライアントSSD
キオクシアは、PCIe 4.0に対応したクライアントSSD「KIOXIA BG6」シリーズを発表した。同社の3次元フラッシュメモリ「BiCS FLASH」の第6世代品を採用し、前世代品に比べて性能が約1.7倍向上している。
- CoaXPressに対応した画像入力ボード
ファーストは、高速インタフェース規格「CoaXPress」に対応した画像入力ボード「FVC10b」を開発した。1レーン最大6.25Gビット/秒、4レーン接続で最大25Gビット/秒の画像伝送が可能だ。
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