SMKは、製品幅8.1mmの車載イーサネットコネクター「SE-R1」を開発した。100BASE-T1および1000BASE-T1の伝送速度に対応し、優れた接続性や衝撃耐久性を備える。
SMKは2024年3月、製品幅8.1mmの車載イーサネットコネクター「SE-R1」を発表した。既に受注を開始していて、車載機器のほか、産業機器、ロボット、医療機器での利用を見込む。
SE-R1は、セット内に車載イーサネットのラインが複数搭載されることを想定して開発した。適応規格として、100BASE-T1(100Mビット/秒)および1000BASE-T1(1Gビット/秒)の伝送速度に対応する(STPケーブル対応)。
嵌合ロック機構によるフルロック構造の採用により、接続性に優れる。また、車載用途で要求される、走行時の強い振動や衝撃への耐久性を備える。リフロー実装に対応し、実装高さは13.2mmだ。
主な仕様は、定格電圧電流が50V、1A、接触抵抗が25mΩ以下(初期)、絶縁抵抗が100MΩ以上。耐電圧はAC100Vで、使用温度範囲は−40〜+105℃、差動特性インピーダンスは100±5Ω、挿入損失は≦(0.01√f)dBとなっている。
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