次世代データ伝送を検証する光リファレンストランスミッター:キーサイト N7718C
キーサイト・テクノロジーは、光リファレンストランスミッター「N7718C」を発表した。1レーン当たり200Gビット/秒超のデータレートによる光レシーバーのテストや、1レーン当たり400Gビット/秒の伝送技術の研究が可能となる。
キーサイト・テクノロジーは2024年9月、光リファレンストランスミッター「N7718C」を発表した。1レーンあたり200Gビット/秒超のデータレートによる光レシーバーのテストや、1レーンあたり400Gビット/秒の伝送技術の研究が可能となる。
光リファレンストランスミッター「N7718C」 出所:キーサイト・テクノロジー
N7718Cは、同社のビットエラーレシオテスター「M8050」シリーズと連動して駆動する。1レーン当たり最大120Gボーの光レシーバーテスト向けに、クリーン信号とストレス信号を生成できる。今後、リリース予定のIEEE 802.3dj規格のコンプライアンステストに対応する。
N7718Cは、NRZやPAM4、PAM6、PAM8波形を含めたIMDD(強度変調直接検波)信号を生成できる。同社の任意波形発生器「M8199B」と組み合わせることで、1レーン当たり400Gビット/秒の伝送技術の研究が可能となる。
一般的な駆動信号で動作し、自動バイアス制御を備える。また、波長可変レーザーや内蔵DFBレーザーとの互換性を含めた光入力オプションを用意し、幅広い波長要件やテストシナリオに対応する。
同製品は既に販売を開始していて、現行モデルは1310nm DFBレーザーを備え、Oバンドで動作する。同社は今後、さまざまな構成の製品をリリースする予定だ。
- 12kVのDC耐電圧試験/DC5kVの絶縁抵抗試験に対応の安全試験器
テクシオ・テクノロジーは、最大12kVのDC耐電圧試験、最大DC5kVの絶縁抵抗試験が可能な安全試験器「GPT-15012」の受注を開始した。電圧の上昇、下降時間をそれぞれ独立して設定でき、開始電圧の設定も可能だ。
- 光伝送デバイスの評価に対応する広帯域リニアアンプ
アンリツは、140GボーPAM4で2.0Vpp信号評価に対応した、広帯域リニアアンプ「AH15199B」を発売した。140GボーまでのPAM4信号を2.0Vppまで増幅でき、1.5W以下の低消費電力で高速、高出力データ伝送を可能にした。
- DC1500V/AC1000V対応のデータロガー用電力計測モジュール
日置電機は、データロガー用の電力計測モジュール「M7103」を発売する。最大でDC1500VおよびAC1000Vの直接入力に対応していて、1500Vの太陽光インバーターにも使用できる。
- 非地上系ネットワークNB-IoTデバイスのOTA試験用テスター
アンリツは、ETS-Lindgrenと協業し、NTN NB-IoTデバイスのOTA試験に対応した統合ソリューションを提供する。今回の協業により、NTN NB-IoTデバイスの試験と検証において、RF送受信特性を評価できる信頼性の高い試験環境を提供する。
- RFIC設計向けのRF回路シミュレーター
キーサイト・テクノロジーは、RFICチップ設計者向けのRF回路シミュレーター「W5600E RFPro Circuit」を発表した。新たなモジュール型アーキテクチャを採用し、同社やSynopsys、CadenceのEDAプラットフォーム間で相互に使用できる。
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