マイクロンテクノロジーは、クライアントコンピューティング向けのPCIe Gen5対応SSD「Micron 3610 NVMe SSD」を発表した。読み取り速度が最大1万1000Mバイト/秒に達している。
マイクロンテクノロジーは2026年1月、クライアントコンピューティング向けのPCIe Gen5対応G9 QLC SSD「Micron 3610 NVMe SSD」を発表した。薄型ノートPCやAI対応デバイス向けに1T〜4Tバイトをラインアップにそろえる予定で、すでに一部の機器メーカー向けにサンプル出荷を開始している。
同製品では、DRAMレスアーキテクチャを採用した。ホストメモリバッファー(HMB)やDEVSLP低電力状態を備えていて、従来のGen4 TLC製品と比較してワット当たりのパフォーマンスが43%改善したという。これにより、バッテリー駆動時間の延長に寄与する。
シーケンシャル読み取りは最大1万1000Mバイト/秒、シーケンシャル書き込みは9300Mバイト/秒で、ランダム読み取りは150万IOPS、書き込みは160万IOPS。アプリケーションの迅速な起動やマルチタスクに寄与する。AI処理においても、200億パラメーターのモデルを3秒以内にロードできる。
設計面では、片面実装のコンパクトなM.2 2230フォームファクタを採用した。ホスト制御による温度管理機能を搭載していて、ファンレス設計の薄型デバイスでも安定した動作を継続できる。セキュリティ面では、最新のデータオブジェクトエクスチェンジ(DOE)やデバイス識別子構成エンジン(DICE)に対応し、データ保護を強化した。
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