STマイクロエレクトロニクスは、4〜36Vの動作電圧範囲に対応する、高精度のデュアルオペアンプ「TSB192」を発表した。全温度範囲で最大30μVのオフセット電圧を維持してドリフトを低く抑えている。
STマイクロエレクトロニクスは2026年4月、4〜36Vの動作電圧範囲に対応する、高精度なデュアルオペアンプ「TSB192」を発表した。1000個購入時の単価は約1.06米ドル(約162円)。車載グレード品は同年後半に提供を開始する予定だ。
標準入力オフセット電圧は20μVで、温度ドリフトは100nV/℃。チャンネル当たりの消費電流は1.9mA以下と低く、バッテリー駆動機器の長時間動作が可能だ。
8MHzのゲイン帯域幅と5V/マイクロ秒のスルーレート、11nV/√Hzの入力ノイズにより、周波数応答性が向上。これにより、トランスデューサーやひずみゲージ用のアンプ、高精度アクティブフィルター、ブリッジのひずみを最小限に抑える。
−40〜+125℃の温度範囲で動作し、静電放電(ESD)耐性は人体モデル(HBM)で4kV。全温度範囲で最大30μVのオフセット電圧を維持するとともに、ドリフトを低く抑えている。産業や車載、ヘルスケア、コンシューマー向け電子機器で、信号処理回路での補正処理を低減できる。
すでに量産を開始していて、SO-8およびMiniSO-8パッケージを採用する。広範な動作電圧範囲を必要とするアプリケーションで、高い精度を発揮する。
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