データセンタ用サーバ向け電源ユニット、電力変換効率96%を達成 : 村田製作所 MPA9535/MPA9512
村田製作所は、3相交流入力に対応したPFC(Power Factor Correction)コンバータ「MPA9535」と、高圧直流給電に対応したDC-DCコンバータ「MPA9512」を開発し、2014年末までに量産を始める。
村田製作所は2014年5月、3相交流入力に対応したPFC(Power Factor Correction)コンバータ「MPA9535」と、高圧直流給電に対応したDC-DCコンバータ「MPA9512」を開発し、2014年末までに量産を始めると発表した。高調波規制に対応するとともに、電力変換効率は96%を達成している。データセンタなどで使用されるサーバなどの用途に向ける。
新製品はいずれも19インチサーバラック向けで、MPA9535は5kWの電力供給を実現している。入力は3相480Vac (180〜528V)、出力は380Vdc である。n+1台を並列で動かす冗長運転が可能だ。一方、MPA9512は、NTTデータ先端技術の省エネ直流給電ソリューション「XECHNO Powerシステム」に対応した2世代目の電源ユニットである。3相PFCを併用することで、12Vdc までの電力変換システムを構成することができるという。
3相交流入力対応のPFC(Power Factor Correction)コンバータ「MPA9535」と、高圧直流給電対応のDC-DCコンバータ「MPA9512」の外観
0201サイズの積層セラコン、村田製作所が量産開始
村田製作所は、0201サイズ(外形寸法0.25×0.125mm)の積層セラミックコンデンサについて2014年4月より量産を始めた。スマートフォンやウェアラブル機器などの用途に向ける。同社は「0201サイズの商品化は世界で初めて」と主張する。
I2Cインタフェースを搭載、村田製作所のRFIDタグ用デバイス
村田製作所の「マジックストラップ」(LXMS2HACNF-165)は、I2Cインタフェースを備えたSMDタイプのRFID(Radio Frequency Identification)タグ用デバイスである。同社が推奨する設計パターンを利用すると、RFIDアンテナの設計を独自に行った場合に比べて、設計に関わる労力や基板の専有面積を削減することが可能となる。
ノイズレベルを0.5Parmsに低減、村田製作所のMEMS気圧センサー
村田製作所は、静電容量型のMEMS気圧センサーを開発した。ノイズレベルを0.5Parmsに低減し、高い精度でデータを検出することができる。
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