最大125℃で使用可能、3225サイズの車載情報機器向けインダクタ : 村田製作所 LQH32DN_53シリーズ
村田製作所の「LQH32DN_53シリーズ」は、最大125℃の温度環境で使用可能な3225サイズの巻き線インダクタである。カーナビゲーションやカーオーディオなど車載インフォテインメント機器の用途に向ける。
村田製作所は2014年7月、最大125℃の温度環境で使用可能な3225サイズの巻き線インダクタ「LQH32DN_53シリーズ」を発売した。カーナビゲーションやカーオーディオなど車載インフォテインメント機器の用途に向ける。
LQH32DN_53シリーズは、電源ラインのチョーク用途に適したインダクタである。車載用途に向けて、使用温度範囲は−40〜105℃(自己温度上昇を含めると125℃)に対応した。インダクタンスは10〜100μHまでの製品群を幅広く用意している。
LQH32DN_53シリーズの外観
外形寸法は3.2×2.5mmで、インダクタンスが47±10%μHの場合、定格電圧は170mA、直流抵抗は1.3±30%Ωとなる。
外形寸法9.0×9.0mmで従来比44%削減、村田製作所の圧電サウンダ
村田製作所の「PKMCS0909E4000-R1」は、外形寸法が9.0×9.0mmと小さい表面実装型圧電サウンダである。モバイル機器や家庭用ヘルスケア機器、リモコンスイッチなどの用途に向ける。
0201サイズの積層セラコン、村田製作所が量産開始
村田製作所は、0201サイズ(外形寸法0.25×0.125mm)の積層セラミックコンデンサについて2014年4月より量産を始めた。スマートフォンやウェアラブル機器などの用途に向ける。同社は「0201サイズの商品化は世界で初めて」と主張する。
I2Cインタフェースを搭載、村田製作所のRFIDタグ用デバイス
村田製作所の「マジックストラップ」(LXMS2HACNF-165)は、I2Cインタフェースを備えたSMDタイプのRFID(Radio Frequency Identification)タグ用デバイスである。同社が推奨する設計パターンを利用すると、RFIDアンテナの設計を独自に行った場合に比べて、設計に関わる労力や基板の専有面積を削減することが可能となる。
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