外形寸法9.0×9.0mmで従来比44%削減、村田製作所の圧電サウンダ : 村田製作所 PKMCS0909E4000-R1
村田製作所の「PKMCS0909E4000-R1」は、外形寸法が9.0×9.0mmと小さい表面実装型圧電サウンダである。モバイル機器や家庭用ヘルスケア機器、リモコンスイッチなどの用途に向ける。
村田製作所は2014年6月、外形寸法が9.0×9.0mmと小さい表面実装型圧電サウンダ「PKMCS0909E4000-R1」の量産を開始した。モバイル機器や家庭用ヘルスケア機器、リモコンスイッチなどの用途に向ける。
PKMCS0909E4000-R1は、圧電特性を利用して、音源部を振動させて発音させる電子部品で、圧電振動板を共鳴器となるプラスチックケースに組み込んでいる。独自の材料技術と加工技術を駆使することで、同社従来品に比べて面積および重さは44%も削減した。これによって、搭載する機器の小型化や軽量化を可能とし、設計の自由度も向上させることができるとみている。
外形寸法が9.0×9.0mmと小さい表面実装型圧電サウンダ「PKMCS0909E4000-R1」の外観
PKMCS0909E4000-R1は、電圧駆動のため消費電力が小さい、電気ノイズがない、磁石やコイルを使わないため構造がシンプル、などの特長も併せ持つ。音圧レベルは最低65dB(4kHz、±1.5Vo-p 方形波、10cm)、入力電圧は最大±12.5 Vo-p 、動作温度範囲は−40〜85℃である。サンプル価格は80円。
0201サイズの積層セラコン、村田製作所が量産開始
村田製作所は、0201サイズ(外形寸法0.25×0.125mm)の積層セラミックコンデンサについて2014年4月より量産を始めた。スマートフォンやウェアラブル機器などの用途に向ける。同社は「0201サイズの商品化は世界で初めて」と主張する。
I2Cインタフェースを搭載、村田製作所のRFIDタグ用デバイス
村田製作所の「マジックストラップ」(LXMS2HACNF-165)は、I2Cインタフェースを備えたSMDタイプのRFID(Radio Frequency Identification)タグ用デバイスである。同社が推奨する設計パターンを利用すると、RFIDアンテナの設計を独自に行った場合に比べて、設計に関わる労力や基板の専有面積を削減することが可能となる。
データセンタ用サーバ向け電源ユニット、電力変換効率96%を達成
村田製作所は、3相交流入力に対応したPFC(Power Factor Correction)コンバータ「MPA9535」と、高圧直流給電に対応したDC-DCコンバータ「MPA9512」を開発し、2014年末までに量産を始める。
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