67%効率で750Wを出力できるパワートランジスタ:NXP MRF13750H
NXPセミコンダクターズは、50VシリコンLDMOSをベースにした、915MHzアプリケーション向けパワートランジスタ「MRF13750H」を発表した。915MHz時に、67%の効率で750W出力を提供できる。
NXPセミコンダクターズは2017年6月、50VシリコンLDMOSをベースにした、915MHzアプリケーション向けパワートランジスタ「MRF13750H」を発表した。同等製品に比べて50%高い750W出力を可能とし、産業用加熱機器や乾燥機器、硬化、材料溶接、粒子加速器などの産業、科学、医療アプリケーションに対応する。
パワートランジスタ「MRF13750H」レファレンス回路
周波数範囲は700〜1300MHzで、連続波(CW:Continuous Wave)とパルスで動作する。0〜750Wのダイナミックレンジで電力制御を支援し、正確な周波数シフトを可能にした。50Vで動作し、915MHz時に67%の効率で750W CWを提供する。
7.6×9.7cmの小型パレットで提供され、現在サンプルを出荷中。915MHz CWのレファレンス回路も提供しており、量産開始は2017年12月の予定だ。
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