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5G対応シグナルアナライザーの外部インタフェースアンリツ MS2850A-053/MS2850A-054

アンリツは、次世代高速無線通信用シグナルアナライザー「MS2850A」のデータ転送オプションとして、高速データ転送外部インタフェースPCI Express(以下、PCIe)「MS2850A-053」と高速データ転送用外部インタフェースUSB 3.0「MS2850A-054」を発売した。

» 2017年08月09日 09時00分 公開
[EDN Japan]

転送時間を約1秒に短縮

 アンリツは2017年7月、次世代高速無線通信用シグナルアナライザー「MS2850A」のデータ転送オプションとして、高速データ転送外部インタフェースPCI Express(以下、PCIe)「MS2850A-053」と高速データ転送用外部インタフェースUSB 3.0「MS2850A-054」を発売した。

次世代高速無線通信用シグナルアナライザー「MS2850A」

 MS2850Aは、第5世代移動通信(5G)システムに対応するシグナルアナライザー。1GHz帯域幅の信号を最大3秒間キャプチャーできる。従来の1000Base-Tインタフェースは、キャプチャーしたデータを外部PCへ送る際、約40秒の転送時間を必要としていた。

 今回発表されたMS2850A-053は、PCIe Gen2 x8規格に対応。10フレームの5G信号を1秒以下で転送できる。また、USB 3.0規格に対応したMS2850A-054は、USB type-Bコネクターでの転送を可能とし、10フレームの5G信号データを3秒以下で転送できる。

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