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動作力の軽い0.5mm厚の薄型押しボタンスイッチパナソニック EVPBB1AAB000

パナソニック オートモーティブ&インダストリアルシステムズは、ウェアラブルやヒアラブル端末、携帯型医療機器向けに、厚み0.5mmの押しボタンスイッチ「2.6mm×1.6mm 縦押しSMD ライトタッチスイッチ」を発表した。

» 2017年08月16日 09時00分 公開
[EDN Japan]

1Nの軽い動作力を達成

 パナソニック オートモーティブ&インダストリアルシステムズは2017年8月、ウェアラブルやヒアラブル端末、携帯型医療機器向けに、厚み0.5mmの押しボタンスイッチ「2.6mm×1.6mm 縦押しSMD ライトタッチスイッチ(EVPBB1AAB000)」を製品化したと発表した。独自の可動接点設計と精密加工技術、プレス加工技術により、薄型ながら1Nの軽い動作力を可能にしている。

 そのサイズは2.6×1.6×0.5mm。従来は金属カバーと台座を接着する構造だったが、カバーと台座をレーザー溶着する工法を採用。これにより、IP67相当の防水防塵(ぼうじん)性能を備えた。

 定格は10μA 2V DC〜20mA 15V DC(抵抗負荷)。接触抵抗は500mΩ以下、絶縁抵抗は直流100V時に50MΩ以上、耐電圧は1分間で250V AC。ストロークは0.08mm、作動寿命は50万回以上、使用温度範囲は−40〜85℃となる。

 2017年8月から量産を開始し、スマートウォッチ、リストバンド、ヘッドフォン、補聴器、携帯型医療機器などでの用途を見込む。

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