SMKは、プッシュスイッチ「HCF(High Click Feeling)」シリーズを拡充し、民生用途向けの「JPM1991-0611F」「JPM1991-0411F」を追加した。1.7Nもしくは2.4Nの軽荷重により、斜め押しや端押し動作に対応できる。
SMKは2017年7月、プッシュスイッチ「HCF(High Click Feeling)」シリーズを拡充し、民生用途向けの「JPM1991-0611F」「JPM1991-0411F」を追加した。軽荷重対応品で、外形サイズは4.8×3.0×1.85mm。携帯オーディオ機器やデジタルカメラ、通信装置、サニタリー、キーレスエントリーシステム、カーナビなどでの用途を見込む。
HCFシリーズの従来の車載向け製品は、スイッチのキートップを真っすぐに押す必要があり、斜め押しをすると操作感が変化するという課題があった。新製品では、同社独自のステム構造を採用。1.7N(JPM1991-0411F)もしくは2.4N(JPM1991-0611F)の軽荷重により、斜め押しや端押し動作に対応できる。
定格電流は50mA、定格電圧は12V。作動量は0.17mm±0.1mmで、動作寿命は20万回。最大4度の斜め押しでも操作荷重が変化せず、自由度の高い製品設計が可能になるとしている。
2017年10月に量産を開始し、月間100万個の生産を予定している。サンプル価格は1個50円となる。
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