バッテリー接続用FPC対基板コネクター:SMK FB-10シリーズ
SMKは、バッテリー接続用FPC対基板コネクター「FB-10」シリーズを発表した。基板占有面積を同社従来製品比40%以上縮小でき、ウェアラブル機器や小型モバイル機器に適している。
SMKは2019年7月、バッテリー接続用FPC対基板コネクター「FB-10」シリーズを発表した。基板占有面積を同社従来製品比40%以上縮小でき、スマートウォッチなどのウェアラブル機器、スマートフォン、タブレットPCなどの小型モバイル機器に適している。
FPC対基板コネクター「FB-10」シリーズ
外形サイズ1.7×3.2mm、嵌合(かんごう)高さ0.6mmで、基板占有面積は5.44mm2と省スペース化した。信号極は従来の2ピンから4ピンに増加し、電源極は4ピン。合計極数は8ピンで、デバイスの多機能化に対応できる。定格電流は、電源端子が3A/ピン、信号端子が0.3A/ピン。定格電圧はAC/DC 20V。接触抵抗は、電源ピンで20mΩ以下、信号ピンで40mΩ以下となる。
端子とホールドダウンに独自のロック構造を採用し、高い抜去力を備えている。挿抜寿命は10回。−25〜+85℃の温度範囲に対応する。RoHS指令に適合し、リール梱包形態で供給する。受注開始は2019年9月からの予定で、サンプル価格は1個100円となっている。
- はんだレスで実装できる小型ドームスイッチ
SMKは、ウェアラブルデバイス向けの小型ドームスイッチ「ミニ1ドームスイッチ」を発表した。独自のスプリングコンタクト構造により、基板により近い位置にはんだレスで実装できるため、セットの薄型化や堅ろう性の向上に貢献する。
- 回転式、防水対応FAKRA規格対応コネクター
SMKは、車載機器向けFAKRA規格対応コネクターの標準品のラインアップに、ケーブルジャック用の回転式、防水対応品「1110CS」を追加した。防水等級はIPX7、IPX9Kで、ハウジングが360度回転するためケーブルへの負荷が軽減される。
- LoRaWAN対応の国内向け小型モジュール
SMKは、LoRaWAN AS923規格に準拠したエンドデバイス向けモジュール「LR01」シリーズを開発した。LoRaWANおよび電波法認証を取得予定で、小型面実装タイプの日本国内市場専用のモジュールだ。
- USCAR-30規格5ピンプラグ用コネクター
SMKは、USCAR-30規格対応の5ピンプラグ用コネクター「1102CS」を開発した。車載機器間のUSB2.0信号の伝送に適した接続用インタフェース用コネクターで、ケーブルの組み付け作業を簡素化する独自構造を採用している。
- 振動機能付きのOGS静電容量方式タッチパネル
SMKは、FFB(Force Feedback)機能付きのOGS(One Glass Solution)静電容量方式タッチパネル「CapBeat Touch OGS」を発表した。ガラス1枚構造のOGSタッチパネルを使用し、薄型化と軽量化を図った。
- 15Aに対応、バッテリー接続用FPC対基板コネクター
SMKは、小型モバイル機器のバッテリー接続用にFPC対基板コネクター「FB-9」シリーズを開発した。電源端子部の定格電流は15Aで、同社従来製品の約2倍となる大電流に対応した。
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