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バッテリー寿命を延長するリアルタイムクロックマキシム MAX31341B

Maxim Integrated Productsは、消費電力を抑える小型のnanoPowerリアルタイムクロック「MAX31341B」を発表した。180nA以下で動作し、バッテリー寿命の延長が可能できる。

» 2019年08月14日 09時00分 公開
[EDN Japan]

 Maxim Integrated Products(マキシム インテグレーテッド プロダクツ)は2019年7月、消費電力を抑えた小型のnanoPowerリアルタイムクロック(RTC)「MAX31341B」を発表した。単価は1000個以上購入時で0.70米ドル、評価キット「MAX31341EVKIT」の単価は100米ドルだ。

リアルタイムクロック「MAX31341B」の製品イメージ

180nA以下で動作、バッテリー寿命を延長

 MAX31341Bは、独自のパワーマネジメント回路を使って設計。スリープ中もマイクロコントローラーをシャットダウンして電力を温存し、バッテリー寿命を延長できる。

 競合製品よりも35%以上小型化した2×1.5mmの超小型ウエハーレベルパッケージで供給。スペースに制約のあるウェアラブル、医療用モニター、ポイントオブセール機器、ポータブル端末などにおいて、マイクロコントローラーからタイムキーピングの負担を除去する。

 180nA以下で動作し、バッテリーバックアップモードでリチウムイオン電池を10年以上持続させる。また、−40〜+85℃の範囲で、最大100ppmの高精度タイムキーピングが可能だ。発振ロードキャップ、トリクルチャージャー、パワーマネジメント、64バイトRAMなどの機能を内蔵し、外付け回路およびシステム全体を最小化できる。

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