アルプスアルパインは、自動車のサイドドアやボンネットの開閉などを検知する検出スイッチ「SPVQ8」シリーズを発表した。端子形状をショートフォーク型へ最適化したことで、従来比25%薄型化した。
アルプスアルパインは2019年7月、自動車のサイドドアやボンネットの開閉などを検知する検出スイッチ「SPVQ8」シリーズを発表した。端子形状をショートフォーク型へ最適化したことで、従来比25%薄型化した。サンプル価格は189円。同年9月より量産を開始する。
両面摺動接点を採用し、衝撃や振動が加わる環境下でも安定した接触性を維持する。防塵(じん)/防水仕様で、はんだレス接続に対応。環境に配慮し、ワンタッチで基板実装できる。また、製品全体の厚みを抑えたことにより、セット側全体の薄型化、軽量化につながる。
作動力は1±0.5N、寿命は30万サイクル、移動量は22mm、最大定格は0.1A 12VDC、最小定格は50μA 5VDC。−40〜+85℃の温度範囲で使用できる。
主な用途は、自動車のドア、トランクなどの開閉検知、シートベルトバックル部の接続検知など。さらに今後、EVの充電器接続検知やスマートルームミラーのオン/オフ検知などでの利用を見込む。
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