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高耐性DCリンク用フィルムコンデンサーTDK B3277Mシリーズ

TDKは、高耐性DCリンク用フィルムコンデンサー「B3277M」シリーズを発表した。温度85℃、相対湿度85%、定格電圧で1000時間の耐湿負荷試験をクリアしており、過酷な使用環境条件にも適する。

» 2019年09月17日 09時00分 公開
[EDN Japan]

 TDKは2019年8月、高耐性DCリンク用フィルムコンデンサー「B3277M」シリーズを発表した。温度85℃、相対湿度85%、定格電圧で1000時間の耐湿負荷試験をクリアしており、過酷な使用環境条件にも適する。主に、太陽光発電所用コンバーターのDCリンク、産業用電子機器向けの周波数変換器および、電源装置などに活用できる。

フィルムコンデンサー「B3277M」シリーズ

自己修復コンデンサーの製品寿命5万時間

 B3277Mシリーズは、450〜1600VDCの定格電圧用に設計されており、0.33〜120μFまでの静電容量を保有する。定格電圧で動作温度85℃での自己修復コンデンサーの製品寿命が5万時間。最大動作温度は105℃だ。

 リード線間隔は、電圧と静電容量に応じて、27.5mm、37.5mm、52.5mmの3タイプがあり、それぞれ2端子品または4端子品を用意。RoHS指令に準拠し、AEC-Q200認定を取得している。

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