SMKは、車載用機器向けの基板対基板コネクター「PB-F2」シリーズを発表した。フローティング構造を採用し、XY方向に±0.5mm、Z方向に+0.5mm可動するため、基板間の位置ずれを吸収する。
SMKは2019年11月、車載用機器向けの基板対基板コネクター「PB-F2」シリーズを発表した。同年12月より受注を開始し、量産は2020年4月の予定。サンプル価格は1個500円となる。
フローティング構造を採用し、XY方向に±0.5mm、Z方向に+0.5mm可動するため、基板間の位置ずれを吸収する。差動インピーダンスは100Ωにマッチングしている。伝送速度は最大6Gビット/秒で、EMI対策としてシールド構造にも対応する。
定格電圧電流(AC/DC)は50V、0.5Aで、接触抵抗は30mΩ以下、絶縁抵抗はDC100V、100MΩ以上で、耐電圧はAC100Vとなる。挿抜寿命は10回。−40〜+105℃の温度範囲で動作する。
120ピンの場合のサイズは、レセプタクルが33.5mm×6mm×5.7mm、プラグが33.5mm×6mm×7.25mm。実装高さは、レセプタクルが5.7mm、プラグが7.25mmで、嵌合高さは10mm。基板占有面積は、従来品比約50%減の201mm2となる。
主な用途として、インフォテインメントシステム、ディスプレイオーディオ、カーナビゲーション、車両ECUなどの車載機器を見込む。
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