リコー電子デバイスは、車載用のレーザースキャン方式ヘッドアップディスプレイ向け「RN5C750」と、レーザースキャン方式ピコプロジェクター向け「RN5C752」のレーザーダイオードドライバーを発売する。
リコー電子デバイスは2019年11月、車載用のレーザースキャン方式ヘッドアップディスプレイ(HUD)向け「RN5C750」と、レーザースキャン方式ピコプロジェクター向け「RN5C752」のレーザーダイオードドライバー(LDD)を発表した。同月27日よりサンプル受注を開始した。
レーザーダイオード(LD)の動作に対する保護機能として、過電流検知、短絡検知や温度保護、PDI入力異常検出などを搭載している。動作保証温度はRN5C750が−40〜+105℃、RN5C752が0〜70℃。RN5C750は、AEC-Q100(Grade2)に準拠する。
200Mピクセル/秒、最大800mA(LD1のみ、LD2〜4は400mA)の出力が可能な電流ドライバーを4チャンネル搭載しており、LDの特性を検出する機能も搭載。LDごとの最大閾値電流(Ith)や最大発光電流(Icolor)を自動で検出し、温度に関わらず高い階調出力を保持する。
サンプル価格はともに1000個購入時で1000円(税別)、月産規模は10万個だ。パッケージには、8.0mm×8.0mm×0.8mmのQFN0808-56を採用した。
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