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静電容量0.1μFの積層セラミックコンデンサー村田製作所 GRM011R60J104M

村田製作所は、0.25×0.125mm(0201Mサイズ)と小型ながら、静電容量0.1μFを可能にした、積層セラミックコンデンサー「GRM011R60J104M」を発表した。

» 2019年12月25日 09時00分 公開
[EDN Japan]

 村田製作所は2019年12月、0.25×0.125mm(0201Mサイズ)と小型ながら、静電容量0.1μFを可能にした、積層セラミックコンデンサー「GRM011R60J104M」を発表した。量産開始は2020年の予定だ。

積層セラミックコンデンサー「GRM011R60J104M」

同サイズ品と比べて約10倍の大容量化

 独自のセラミックと電極材料の微粒化、均一化技術を活用し、静電容量0.1μFの同社従来品(0402Mサイズ)に比べて実装面積比で約50%、体積比で約80%の小型化を実現した。量産開始当初の同社の同サイズ品(0201Mサイズ)と比較すると、約10倍の大容量化になる。

 サイズは0.25×0.125×0.125mmで、定格電圧は6.3Vdc、静電容量許容差は±20%。使用温度範囲は−55〜+85℃、温度特性はX5R特性(EIA)となる。

 部品の小型化が求められる、スマートフォンやウェアラブル端末などでの利用を想定する。

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