校正された周波数が可変できる信号源とX-Y動作ができるオシロスコープを使うと、未知の信号源の周波数と位相を知ることができる。オシロスコープへの配線は下記のように行う。
オシロスコープの画面上には、既知の波形と未知の波形の周波数比と位相によって決まった形の図形が映し出される。この図形によって、既知の周波数を発信する信号源から未知の周波数の信号源の周波数を知ることができる。
リサジュー図形の描画の原理を下記に示す。
現在ではリサジュー図形を利用することは減ったが、過去にはステレオのテープレコーダーのアジマス調整(ヘッドの傾き調整)でリサジュー図形が使われていた。
校章に周波数比5対6のリサジュー図形を使っている電気通信大学のHPにリサジュー図形について詳しい解説※)が書かれている。
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