Hewlett-Packard(現在のキーサイト・テクノロジー)が1952年に最初の10MHz周波数カウンターHP 524Aを発売してから、多くの周波数カウンターが作られるようになった。日本ではタケダ理研(現在のアドバンテスト)が1957年に国産初のTR-124Bを発売した。
マイクロ波の周波数を測定するための周波数カウンターを、マイクロ波カウンターと呼んでいる。
多機能なユニバーサルカウンターが安価になったため、現在では単機能な周波数カウンターは少なくなっている。
周波数カウンターの機能を拡張して周波数だけではなく、周期、タイムインターバル、パルス幅など、時間に関するさまざまな測定が1台で行えるようにしたのがユニバーサルカウンターである。
多くのユニバーサルカウンターには、高い周波数まで測定できるC入力がある。最近のユニバーサルカウンターにはマイクロ波までの周波数を測定できる機種もある。
タイムインターバルアナライザーは連続する波形の時間情報の測定と記録を行い、統計処理をした結果やトレンドを本体画面に表示できる測定器である。
通信、レーダー、光ディスク、レーザプリンタの開発に使われていたが、現在では高性能なユニバーサルカウンターの一部の機能となっている。
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