スマートモジュラーテクノロジーズは、産業用組み込みアプリケーション向けのeMMCファミリー「BGAE440」を発表した。3D NANDフラッシュメモリを搭載し、JEDECの「eMMC v5.1」規格に準拠。153および100ボールのBGAパッケージに対応する。
スマートモジュラーテクノロジーズは2020年12月、産業用組み込みアプリケーション向けのeMMC(組み込み型マルチメディアカード)ファミリー「BGAE440」を発表した。
BGAE440は、同社の産業用組み込みフラッシュメモリソリューション「DuraFlash」の新製品ファミリーとして位置付けられている。3D NANDフラッシュメモリを搭載しており、JEDECの「eMMC v5.1」規格に準拠している。
利用可能な容量は32〜256Gバイトで、153ボール(11.5×13mm)と100ボール(14×18mm)の2種のBGAパッケージに対応する。動作温度として、工業用温度(-40〜+85℃)対応版とJEDEC標準温度(-25〜+85℃)対応版の2種が用意されている。
BGAE440の用途として、同社は航空宇宙やパイプライン検査装置、モバイル基地局、セキュリティデバイス、医療診断装置といった分野での需要を見込んでいる。
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