太陽誘電は、シリンダ形電気二重層キャパシター「LP」シリーズに、静電容量7〜16Fの4製品を追加した。静電容量やサイズの種類を増やすことで、機器設計の最適化に貢献する。
太陽誘電は2021年1月、シリンダ形電気二重層キャパシター「LP」シリーズに、静電容量7〜16Fの4製品を追加した。同月から量産を開始し、サンプル価格は1個160〜360円になる。
従来のLPシリーズの高出力と信頼性を継承しつつ、静電容量7Fの「LP10252R7705U」、同12Fの「LP10402R7126U」「LP12252R7126U」、同16Fの「LP12302R7166U」の4種を追加した。
サイズは、LP10252R7705Uが直径10.0×25mm、LP10402R7126Uが同10.0×40?、LP12252R7126Uが同12.5×25?、LP12302R7166Uが同12.5×30?。いずれも上限使用電圧は2.7Vで、−40〜+70℃の温度範囲で使用できる。初期交流内部抵抗規格は、LP10252R7705Uが60mΩ、LP10402R7126UとLP12302R7166Uが40mΩ、LP12252R7126Uが45mΩとなっている。
サーバやドライブレコーダーのバックアップ用非常用電源や、スマートメーターのデータ無線送信時の電力供給を補うピークアシスト用蓄電デバイスに適している。
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