産業機器向けの角型多極一括嵌合コネクター:日本航空電子工業 KN06シリーズ
日本航空電子工業は、産業機器向けの角型多極一括嵌合(かんごう)コネクター「KN06」シリーズを発売した。インシュレーターモジュールを最大6個収納可能で、最大300極を一括で嵌合できる。
日本航空電子工業は2021年4月、産業機器向けの角型多極一括嵌合(かんごう)コネクター「KN06」シリーズを発売した。半導体製造装置などの大型装置や、多極配線が求められる産業機器での利用を見込む。
インシュレーターモジュールを最大6個収納可能で、最大300極を一括で嵌合できる。レバー嵌合方式を採用しており、嵌合操作力を抑えた。プラスチックを外殻部品に用いた軽量設計で、嵌合作業の負荷を軽減。嵌合前のレバー位置を自動的に初期化するほか、伸縮構造により軽い嵌合操作とコンパクトな収納に対応した。
角型多極一括嵌合コネクター「KN06」シリーズ
組み込み式嵌合キーを採用し、最大32種の誤嵌合防止キーを形成できる。嵌合キーの組み込み場所は、5カ所設定している。
使用温度範囲は−20〜+105℃で、嵌合寿命は30回。パネル取り付け部のフランジサイズは71×103mm。定格電流2A/極、3A/極、23A/極、30A/極の4種を用意している。
- 低背設計、2.8A対応の1.00mmピッチコネクター
日本モレックスは、嵌合(かんごう)高さ1.20mm、定格電流2.8Aの電線対基板用コネクター「1.00mmピッチPico-EZmate Plusコネクター」を発表した。狭い場所にも対応できる垂直方向の嵌合方式を採用し、自動組み立てプロセスに適する。
- 極性キー機能と色で誤嵌合を防ぐコネクター
日本モレックスは、極性キー機能と色展開によって誤嵌合を防止する電線対基板用コネクターシステム「CP-6.5」に、4極および6極製品を追加した。嵌合ミスを防ぐことで品質安全性が向上し、コスト低減にも貢献する。
- 1端子25A対応の電源用途パワーコネクター
日本モレックスは、ミドルレンジの電源用途に向け、「Mega-Fitパワーコネクター」に1列の電線対基板コネクター用と、2列の電線対電線用コネクターを追加した。5.70mmピッチで1端子当たり25Aに対応する。
- 15Aの電源供給対応の基板対基板用コネクター
日本モレックスは、モバイル機器や医療機器の電源用途に向け、基板対基板用コネクター「0.35mmピッチSlimStackバッテリーシリーズ」を発表した。最大15Aの電源供給に対応する。
- 独自配列のワンタッチ嵌合丸型防水コネクター
日本航空電子工業は、ワンタッチ嵌合丸型防水コネクター「JL10」シリーズのラインアップを拡充した。電源4極と信号2極の計6極を独自に配列したコネクターで、ロボット用サーボモーターの省スペース化に貢献する。
- 0.35mmピッチ基板対基板用コネクター
日本モレックスは、0.35mmピッチの基板対基板用コネクター「SlimStackフルアーマータイプ」を発表した。金属製カバーによる頑丈な嵌合ガイドを備え、ねじりにも強く、接触信頼性が高い。
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