SMKは、モバイル機器向けの小型アースターミナル「Ultra Small Terminal」シリーズを開発した。使用高さ範囲の異なる4種類をラインアップし、スマートウォッチやスマートフォンなどのGND接続やアンテナ接続に適する。
SMKは2022年1月、モバイル機器向けの小型アースターミナル「Ultra Small Terminal」シリーズを開発したと発表した。使用高さ範囲の異なる4種類をラインアップし、月産200万個の体制で供給する。「UST-1」は既に量産を開始し、「UST-2」「UST-3」「UST-7」は同年5月の量産開始予定。サンプル単価は100円。
Ultra Small Terminalシリーズの外形寸法は0.9×1.8mmで、基板専有面積を従来の「RT」シリーズから約60%削減した。定格はDC5V、1.5Aで、接触抵抗は50mΩ以下、使用温度範囲は−45〜+85℃、挿抜寿命は10回としている。
使用高さ範囲は、UST-1が0.45〜0.75mm、UST-2が0.6〜0.9mm、UST-3が0.75〜1.05mm、UST-7が1.35〜1.65mm。スマートウォッチやスマートフォンなど、小型モバイル機器のGND接続やアンテナ接続のほか、電源接続にも適している。今回の4種類に加えて、使用高さ範囲0.9〜1.5mmの「UST-4」「UST-5」「UST-6」を順次リリースする予定だ。
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