SMKは、車載ディスプレイ向けの大型曲面カバーガラス付き静電容量方式タッチパネル「CapDuo Touch-S」を発表した。ガラスセンサーを採用し、車載スペックに対応できる信頼性とドライバーの視認性を確保している。
SMKは2020年3月、車載ディスプレイ向けの大型曲面カバーガラス付き静電容量方式タッチパネル「CapDuo Touch-S」を発表した。フィルムセンサーの代わりにガラスセンサーを採用することで、車載スペックに対応できる信頼性とドライバーの視認性を確保している。月産5万個の体制で、同月から受注を開始する。
1枚の大型曲面カバーガラスに、厚さ0.4mm、サイズ12.3インチ(約31cm)の薄型ガラスセンサーを左右に1枚ずつ貼り合わせたTwo-in-one構造を採用。ガラスセンサーには、1枚のガラス両面にX、Yセンサーをそれぞれ形成したブリッジレス構造の「CapDuo Touch」を採用している。偏光サングラスをかけたままでも、虹見えやブラックアウトを起こさず、視認性が良い。
使用温度範囲は−30〜+85℃、保存温度範囲は−40〜+95℃で、車載スペックに対応する。透過率は90%以上、曲率は左がR600、右がR1000となる。
センターインフォメーションディスプレイ(CID)とメータークラスタを一体化した曲面ディスプレイとしたことで、車内デザインともなじみやすい。同社は今後も、車載ディスプレイ市場のニーズに応じた製品開発を進めるとしている。
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