アンビックは、Bluetooth Low Energyに対応した常時接続IoTエンドポイント向けSoC「Apollo4 Blue Plus」を発表した。GPUやグラフィックスレンダリング機能を搭載しており、解像度の高いユーザーインタフェースを開発できる。
アンビックは2022年6月、Bluetooth Low Energyに対応した常時接続IoT(モノのインターネット)エンドポイント向けSoC(System on Chip)「Apollo4 Blue Plus」を発表した。既に量産を開始している。
同社独自のプラットフォーム「SPOT」をベースとした第4世代品で、同社製品群の中で最も消費電力が低くなっている。GPUやグラフィックスレンダリング機能を搭載しており、解像度の高いUI(ユーザーインタフェース)を開発できる。
最大4.75Mバイトの組み込みメモリを搭載しており、画像をオンチップに保存できる。外部メモリからデータを取得する必要がないため、消費電力を抑えつつ、ディスプレイ性能を発揮できる。
また、エンドツーエンドの「Always-on-Voice」機能を備えるほか、PDM(パルス密度変調)およびPCM(パルス符号変調)コンバーターや、ダイナミックレンジが最大120dBのステレオデジタルマイク4つを搭載。音声通話や音楽再生が可能だ。
オーディオインタフェースは、スピーカー駆動に向けた全二重I2S(Inter-IC Sound)やASRC(非同期サンプルレート変換)を備えた。
スマートウォッチ、スマートバンド、モーショントラッキングユニット、スマートホーム向け製品、民生用医療機器などでの用途に適する。
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