ロームは、微発光用途向けの1608サイズLED「CSL1901」シリーズを開発した。PLCなどの制御装置を含めたFA機器、モデムおよびルーターなどの通信制御機器におけるインジケーターや数字の表示用途に適する。
ロームは2022年9月、微発光用途向けの1608サイズLED「CSL1901」シリーズを開発したと発表した。PLCなどの制御装置を含めたFA機器、モデムおよびルーターなどの通信制御機器におけるインジケーターや数字の表示用途に適する。
発光仕様が2mAとなっており、内作素子技術による素子特性を有する。微発光時の明るさや色合いなどでの視覚的なばらつきを軽減している。
赤2種(発光波長620nmまたは630nm)、橙(605nm)、黄(590nm)、黄緑(570nm)と5色のカラーを用意する。動作温度は−40〜+85℃となっている。
従来の20mA仕様のLEDを低電流で発光させた場合、明るさのばらつきや色合いが製品ごとに変化する点が課題となっていた。同製品は、従来品を2mAで発光させた場合と比較して、明るさのばらつきをおよそ半分、色合いの変化を約3nm抑制した。
同年7月から量産を開始しており、月40万個体制で生産する。サンプル価格は1個あたり90円(税別)。コアスタッフオンラインやチップワンストップなどを介したオンライン購入も可能だ。
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