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航空機のサブシステム向けTVSダイオードリテルヒューズ 5.0SMDJxxS-HRA

リテルヒューズジャパンは、航空機のサブシステム向けTVSダイオード「5.0SMDJxxS-HRA」シリーズを発表した。サージ対応能力が66%向上したほか、電子部品のアップスクリーニングにより、サージ連続発生時の性能低下を抑制する。

» 2022年11月09日 09時30分 公開
[EDN Japan]

 リテルヒューズジャパンは2022年10月、航空機のサブシステム向けTVSダイオード「5.0SMDJxxS-HRA」シリーズを発表した。同年11月上旬より販売を開始する。

 5.0SMDJxxS-HRAシリーズは、サージ対応能力が従来と比較して66%向上し、出力密度が最大5kWとなった。電子部品をアップスクリーニングしており、サージ発生が連続した際の性能低下や初期不良を抑制する。

「DO-160」で求められる雷保護レベルに対応

 最大動作温度は150℃で、パッケージは小型の表面実装型DO-214ABを採用した。また、航空機搭載機器の電源試験規格「DO-160」で求められる雷保護レベルに対応している。

 最大クランプ電圧は10.3〜93.6V、オン電流は1〜10mA、最小ブレークダウン電圧は6.67〜64.4V、最大ブレークダウン電圧は7.37〜71.2V、最大逆リーク電流は2〜800μA。航空機のサブシステムに加えて、航空機用パワートレインやAC-DC電源ラインの保護、産業用オートメーションシステム、低周波帯域のデータ回線などの用途に適する。

航空機サブシステム向けTVSダイオード「5.0SMDJxxS-HRA」シリーズ 出所:リテルヒューズジャパン

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