最高温度に達する時刻αが8式で求まったのでこのαを各計算式に代入します。
1)基本損失による温度上昇ΔT1
5式のαに8式を代入します。
2)打ち消し損失による温度降下ΔT2
ですからこの式に8式のαを代入します。
10式のβを6式に代入します。
3)ΔT1とΔT2を合算し、総合温度上昇ΔTを求めます。
まず分子を計算し、その結果を代入します。
注)9式、11式ではδ=0で計算が破綻しますが総合温度上昇の12式ではδが打ち消しあって値を求めることができます。
参考としてP0=1、Rth(tW)=1とした時の様子を図3に示します。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.