テクトロニクスは、ミックスドシグナルオシロスコープ「MSO70000DX」「DPO70000DX」シリーズに8機種、ATIパフォーマンスオシロスコープ「DPO70000SX」シリーズに2機種を追加した。
テクトロニクスは2023年4月、ミックスドシグナルオシロスコープ「MSO70000DX」「DPO70000DX」シリーズに8機種、ATIパフォーマンスオシロスコープ「DPO70000SX」シリーズに2機種を追加したと発表した。
MSO、DPO70000DXシリーズは、既存の「MSO70000C」「DPO70000C」シリーズと同じ8〜20GHzの周波数帯域に対応。8GHzの「MSO70804DX」「DPO70804DX」、12.5GHzの「MSO71254DX」「DPO71254DX」、16GHzの「MSO71604DX」「DPO71604DX」、20GHzの「MSO72004DX」「DPO72004DX」を提供する。
DPO70000Cシリーズと同じ差動プローブと、GUI(グラフィカルユーザーインタフェース)に対応する。なお、Cシリーズは販売を終了する。
DPO70000SXシリーズの新製品となる「DPO72004SX」「DPO72504SX」は、それぞれ20GHzと25GHzの周波数帯域に対応した。
同社は、既存のDXおよびSXシリーズを購入した顧客向けに、新規購入より安価でオシロスコープの周波数帯域をアップグレードできる投資保護プログラムを提供する。また、DXシリーズから、より広帯域のSXシリーズにアップグレード可能なコンバージョンプログラムも用意。「70000」シリーズの旧型オシロスコープを返却することで、新製品の購入時に使えるクレジットを付与するトレードインプログラムも展開する。
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