PHY技術をUSB4信号に拡張、テレダイン:CrossSyncPHY
テレダイン・ジャパンは、PHY技術「CrossSyncPHY」をUSB Type-Cコネクター上のUSB4信号に拡張する。USB-CのPHY層とプロトコルロジック層を同時に評価可能になる。
テレダイン・ジャパンは2023年2月、PHY技術「CrossSyncPHY」をUSB Type-Cコネクター上のUSB4信号に拡張すると発表した。
USB4信号の検証セットアップイメージ 出所:テレダイン・ジャパン
今回の拡張により、同社のオシロスコープとプロトコルアナライザーを単一の解析アプリケーションで操作し、USB-CのPHY層とプロトコルロジック層を同時に評価することが可能になる。
同社のオシロスコープのUI(ユーザーインタフェース)も、同社のプロトコルトレース「CATC」と並べて表示できる。
電気情報とプロトコル情報を時間的に相関させることで、検証や根本原因の解析などが可能になる。新たなデバイスの市場投入への期間短縮などに寄与する。
- 光アイソレーションプローブ向けチップ
テレダイン・レクロイは、高電圧光アイソレーションプローブ「DL-ISO」向けに、1000Vチップ「DL-ISO-1000V-TIP」と2500Vチップ「DL-ISO-2500V-TIP」を発売した。最大1GHzの帯域で、高DCバス電力変換システムの出力信号を測定できる。
- イーサネットテストツール向けL1解析アダプター
テレダイン・レクロイは、同社のテストツール「SierraNet M648」用に100ギガビットイーサネットのレイヤー1解析用アダプター「HSF-TPL1-100-X」を発表した。レイヤー1のオートネゴシエーションとリンクトレーニングの補足分析精度が向上する。
- 新UI、大型ディスプレイ搭載のオシロスコープ
ローデ・シュワルツは、同社のオシロスコープ「R&S RTP」の新世代品を発売した。従来モデルより大型で明るいフルHDの13.3インチタッチスクリーンを採用したほか、機能強化したUIにより、直感的な操作が可能となっている。
- ACもDCも測れる電流プローブ
テクシオ・テクノロジーは、電流プローブ「GCP-300」シリーズの販売を開始した。オシロスコープ上でACおよびDC電流波形を表示し、市販の電池でも動作する。最大周波数が300kHz、500kHz、1MHzの3製品を用意している。
- 112Gビット/秒準拠検証用テストソリューション
キーサイト・テクノロジーは、高速デジタル800Gテストソリューションの1つとして、112Gビット/秒の接続速度をサポートする送信機と受信機のテストに適した「コンフォーマンステストソリューション」を発表した。
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