112Gビット/秒準拠検証用テストソリューション:キーサイト コンフォーマンステストソリューション
キーサイト・テクノロジーは、高速デジタル800Gテストソリューションの1つとして、112Gビット/秒の接続速度をサポートする送信機と受信機のテストに適した「コンフォーマンステストソリューション」を発表した。
キーサイト・テクノロジーは2022年3月、112Gビット/秒の接続速度をサポートする送信機(TX)と受信機(RX)のテストに適した「コンフォーマンステストソリューション」を発表した。データセンターや大手クラウドサービス企業において、次世代データセンター接続技術である800Gビットの実装を支援する。
112Gビット/秒の送受信機テスト向け「コンフォーマンステストソリューション」 出所:キーサイト・テクノロジー
同ソリューションは、高速デジタル800Gテストソリューションの1つとなる。受信機テスト用に高性能のビットエラーレシオテスター「M8040A」と、デジタルコミュニケーションアナライザーの「N1060A」を、送信機テスト用にリアルタイムオシロスコープ「Infiniium UXR」シリーズを使用する。
自動テストソフトウェアも用意しており、IEEE 802.3ck仕様準拠の受信機「M8091CKPA」、IEEE 802.3ck仕様準拠の送信機「N1091CKCA」「D90103CKC」、OIF-CEI-112G PAM4仕様準拠の送信機「N109212CA」「D9050CEIC」の検証が可能だ。
同テストソリューションにより、電気シミュレーションから初期シリコン、システムの検証まで、設計開発を支援する。多彩な実装シナリオに対し、柔軟で正確な再現性のあるテストが可能になり、開発期間の短縮が期待できる。
また、幅広いテストケースを活用して、IEEEやOIFが定義する最新仕様に対しても準拠の検証が可能になる。チップ間やチップとモジュール間、ケーブル、バックプレーンなど、さまざまな内部インタフェースのテストも、迅速かつ容易に実施できる。
- 最大12.8GB/秒のPCIeデジタイザカード
スペクトラム・インスツルメンテーションは、12ビットPCIeデジタイザカード「M5i.3330-x16」「M5i.3337-x16」を発表した。16レーンのPCIe Gen3テクノロジーを採用し、最大12.8GB/秒の高速データ転送が可能だ。
- 1000Base-T1 PXI/PXIe障害挿入スイッチングモジュール
ピカリング インターフェースは、単一スロットの1000Base-T1 PXIおよびPXIe障害挿入スイッチングモジュール「40-203」「42-203」「40-204」「42-204」を発表した。差動帯域幅は1.6GHzおよび700MHzで、200V、0.8Aへのスイッチングが可能だ。
- 50×4単極LXIマトリクスプラグインモジュール
ピカリング インターフェースは、50×4の単極LXIマトリクスプラグインモジュール「65-218」を発表した。LXIモジュラー型シャシー「65-200-002」と組み合わせることで、最大300×4のマトリクスサイズを構成できる。
- PCIe5.0 対応EDSFFインターポーザー
テレダイン・レクロイは、PCIExpress 5.0に対応した、プロトコルアナライザー向けEDSFFインターポーザーを発売した。EDSFFタイプのSSDおよびデバイスに対応している。
- テストスピードが従来比2倍のメモリテスター
アドバンテストは、メモリテストシステムの新製品「T5835」を発表した。テストスピードが最大5.4Gビット/秒と従来機の2倍以上となり、パッケージ試験に加えて高速ウエハー試験にも対応する。768個のデバイスを同時に測定可能だ。
- 4.3インチLCDディスプレイのデジタルマルチメーター
B&Kプレシジョンは、ベンチトップタイプのデジタルマルチメーター「5490C」シリーズを発売した。4.3インチLCDディスプレイを採用し、デュアルディスプレイやバーメーター、トレンドチャートなどの統計を表示できる。
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