データセンター/エッジAIコンピューティング向けSSD:ハギワラソリューションズ NVMeSSD、SATA SSD
ハギワラソリューションズは、データセンターやエッジAIコンピューティング向けのエンタープライズ用SSDとして、NVMe SSDおよびSATA SSDを発表した。それぞれ、PCIe 4.0と6Gビット/秒のSATA Gen3インタフェースに対応している。
ハギワラソリューションズは2023年5月、データセンターやエッジAI(人工知能)コンピューティング向けのエンタープライズ用SSDとして、NVMe SSDおよびSATA SSDを発表した。
NVMe SSD、SATA SSD 出所:ハギワラソリューションズ
NVMe SSDは、高速な読み書き速度、低レイテンシーを特徴とする。NVMe 1.4aおよびPCIe 4.0×4のインタフェースを備え、フォームファクターはU.2およびE1.Sに対応。最大容量は8Tバイトとなる。データベースや仮想化などのアプリケーション、エッジ、クラウド向けデータセンター、エッジAIコンピューティングといった用途に適する。
SATA SSDは、6Gビット/秒のSATA Gen3をインタフェースに搭載。フォームファクターは2.5インチ、最大容量は8Tバイトとなる。エッジAIコンピューティングシステムへの組み込みに最適化していて、大容量のため、エッジサーバの用途にも適する。
販売開始は、NVMe SSDが2023年第3四半期、SATA SSDが2024年第2四半期を予定している。
- PCIe 4.0対応の大容量クライアントSSD
キオクシアは、PCIe 4.0に対応したクライアントSSD「KIOXIA BG6」シリーズを発表した。同社の3次元フラッシュメモリ「BiCS FLASH」の第6世代品を採用し、前世代品に比べて性能が約1.7倍向上している。
- 232層TLC NAND採用データセンター向けSSD
マイクロンテクノロジーは、2種のデータセンター向けSSDを発表した。TLC NANDフラッシュを採用した「Micron 6500 ION NVMe SSD」と、大量書き込みに対応する「Micron XTR NVMe SSD」となる。
- 前世代比2倍の性能、PCIe4.0対応のNVMe SSD
キオクシアは、ハイパースケールデータセンターやエンタープライズサーバ向けのNVMe SSD「KIOXIA XD7P」シリーズを発表した。EDSFF E1.Sフォームファクターを採用し、容量は最大7.68Tバイトを予定している。
- PCIe 5.0対応のエンタープライズ向けNVMe SSD
キオクシアは、次世代高速インタフェースのPCIe 5.0に対応したエンタープライズ向けNVMe SSD「KIOXIA CM7」シリーズを、一部顧客へサンプル出荷する。容量は、E3.Sのフォームファクターの場合で最大15.36Tバイトとなる。
- 3D TLC NAND搭載のNVMe PCIe-SSD
スイスビットは、NVMe PCIe-SSD「N-30m2」シリーズを発表した。産業グレードの3D TLC NANDフラッシュを採用しており、ストレージ容量は240G〜3840Gバイトから選択できる。
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