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異種金属の多層接点に対応 シグナルリレー向け次世代接点田中貴金属工業 極小クロスバー接点

田中貴金属工業は、第5世代シグナルリレー向け次世代接点「極小クロスバー接点」を開発した。さまざまな素材や工法に対応可能で、幅広い負荷に対応する異種金属の多層接点ができる。

» 2025年04月02日 09時00分 公開
[EDN Japan]

 田中貴金属工業は2025年3月、第5世代シグナルリレー向け次世代接点「極小クロスバー接点」を開発したと発表した。テープ幅0.2mmを達成し、さまざまな素材や工法に対応する。

第5世代シグナルリレー向け次世代接点「極小クロスバー接点」 出所:田中貴金属工業

 クロスバー接点は、電子機器の信号制御部品となるリレーやスイッチなどに使用される超小型の接点。電気回路の開閉を担うリレーに組み込まれている場合、確実に動作しないとデバイスの誤動作や故障を引き起こす可能性があり、高い信頼性が求められている。

異種金属の多層接点に対応

 極小クロスバー接点は、独自の精密接合技術を活用し、幅広い負荷に対応する異種金属の多層接点が可能だ。小型化が進むリレーにおいて、極小接点を使うことで接点自体が軽量化し、接点開閉時のバウンスやチャタリングの抑制が期待できる。

極小クロスバー接点を用いた工法(左:クラッド工法、右:スパッタ工法) 出所:田中貴金属工業

 全長にわたって優れた接合強度を持ったテープ形状となるほか、接点サイズを小型化できる。接点形状や接点材質の選択肢が多く、各層の厚みも変更可能。求める特性によって、表面の金層はクラッド工法とスパッタ工法から選択できる。

 同社では、1970年代からシグナルリレー向け接点を開発している。1998年にはテープ幅0.3mmの第4世代向け接点、2023年にはテープ幅0.25mmの第5世代向け接点を開発。今回、第5世代向け接点としては最小になるという極小接点の開発に成功した。

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