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Java環境で家電機器などのGUI作成と評価の期間を短縮STマイクロ STM32Java

「STM32Java」は、STマイクロエレクトロニクスの32ビットマイコン「STM32」が搭載された電子機器において、直感的で分かりやすいGUI(グラフィカルユーザーインタフェース)を作成するための開発環境である。

» 2013年02月06日 08時00分 公開
[EDN Japan]

 STマイクロエレクトロニクスは2013年2月、同社の32ビットマイコン「STM32」を搭載するシステムのGUIを効率よく開発するためのツール「STM32Java」を発表した。このツールは「直感的に分かりやすいユーザーインタフェースを効率よく開発することができ、スマートフォンやタブレット端末などのような操作性を、家電製品や事務機器、産業機器などにも実装することができる」(同社)という。

 STM32Javaは、Javaオブジェクト指向プログラミング環境である。GUIを構成する部品の集まりであるウィジェットライブラリなどのライブラリをはじめ、絵コンテ作り、フォント設計およびPC上でシミュレーションを行う機能を持つツールなどが含まれている。特に、シミュレーションツールはターゲットハードウェア用と同じJavaコードを使うため、開発したGUIを高速に評価することができる。

 STM32Javaの価格は1台当たり年間2600米ドルである。

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