「Arduino」と互換性のある開発ボードが登場した。サイズは31mm×15.5mm、価格は8米ドルだ。AtmelのCPUを搭載していて、I2CとSPIに対応するなど、電子工作を気軽に楽しむには十分な仕様を実現している。
電子工作向けキットの通信販売を行う米国のAdafruit Industriesは、マイコン開発ボード「Arduino」と互換性のある開発ボード「Trinket」を発表した。
Trinketは、サイズが31mm×15.5mmと極めて小さい。文字通り(trinket=小さいという意味)、裾などに隠れてしまうほどのサイズだ。野球帽に取り付けたとしても、軽すぎて気付かないだろう。Trinketは、動作周波数が8MHzで電源電圧が3Vのモデルと、8MHz/16MHzで5Vの2種類のバージョンを用意する。販売価格はいずれも7.95米ドル。
AdafruitのWebサイトによると、Trinketの主な特徴は次の通りだ。
筆者は、Trinketを使って、LEDをリング状に配置して光らせるシステムを約10分で作ることができた。
【翻訳:田中留美、編集:EDN Japan】
電子工作好きに火をつける、“マッチ棒アンテナ”付き無線モジュール
Raspberry Piよりちょっと高性能!? な名刺サイズPC「BeagleBone Black」
1円玉より小さいZigBee対応無線モジュール、通信距離は1kmCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
記事ランキング