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アナログ無線機の送受信テストを1台で実行、ローデの無線機テスタローデ・シュワルツ R&S CMA180

ローデ・シュワルツ・ジャパンの「R&S CMA180」は、アナログ無線機の送信/受信系の試験に必要な機能を1台に搭載した無線機テスタである。民生用および業務用無線機システムの総合試験用途に向ける。

» 2014年08月25日 18時30分 公開
[EDN Japan]

 ローデ・シュワルツ・ジャパンは2014年8月、アナログ無線機の送信/受信系の試験に必要な機能を1台に搭載した無線機テスタ「R&S CMA180」の発売を開始した。民生用および業務用無線機システムの総合試験用途に向ける。

 R&S CMA180は、主なアナログ変調信号の変復調が可能で、1台で送信系と受信系の試験を行うことができる。最大で150Wの入力が可能で、試験にはアッテネータも不要だ。周波数範囲は100kHz〜3GHz、変調帯域幅は20MHzである。また、ハードウェアはモジュール構造となっており、測定用途に応じて機能を拡張することができる。

無線機テスタ「R&S CMA180」の外観

 操作性も高めた。タッチスクリーンを採用したことで、各種設定を視覚的に確認しながら行うことができる。テストシーケンスを容易にプログラミングできるソフトウェアツール「R&S CMArun」も用意している。価格(税別)は最小構成で274万6000円。

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