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アイドリングストップ時の音切れ/異音を防ぐ、カーオーディオ用パワーIC東芝 TCB001HQ

東芝は、カーオーディオ向け4チャネル内蔵のパワーアンプ「TCB001HQ」を製品化した。最小動作電圧を6Vに低減したことで、バッテリー電圧降下時の音切れや異音を防止できる。

» 2015年02月05日 11時30分 公開
[EDN Japan]

 東芝は2015年1月、最小動作電圧を低減し、電波ノイズに対する耐性を強化したカーオーディオ向け4チャネル内蔵のパワーアンプ「TCB001HQ」を製品化したと発表した。同年3月に量産を開始する予定。

 TCB001HQは、最小動作電圧を従来の8Vから6Vに低減したことで、アイドリングストップ時に発生する、バッテリー電圧降下時の音切れや異音を防止できる。

ノイズ耐性を強化

 また、新開発のフィルタ回路により、ノイズ耐性をさらに強化した。これにより、携帯電話などの電波ノイズが音質に与える影響を小さくできる。さらに、ミュート/スタンバイ機能やスピーカ焼損防止機能を内蔵した他、熱遮断・過電圧・天絡・地絡・負荷短絡時の保護回路機能も強化した。

 サンプル価格は400円(税込)で、パッケージは「HZIP25-P-1.00F」を採用した。

カーオーディオ用パワーIC「TCB001HQ」

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