SMKは、通信/充電用途の接続用に「USB3.1 Micro-Bコネクタ」を発売した。独自の二重シールドケース構造により、コジリ負荷に対する耐変形強度を向上した。
SMKは2015年1月、タブレットPC、デジタルカメラ、ポータブルHDDなどの通信/充電用途の接続用に、USB3.1規格に準拠した「USB3.1 Micro-Bコネクタ」を発売した。
USB3.1 Micro-Bコネクタは、コネクタ小型化による強度確保の課題に対応し、同社独自の二重シールドケース構造を採用した。これにより、コジリ負荷に対する耐変形強度を改善し、高信頼性を可能にしている。
二重シールドケース構造は、外側のシールドケースと内側のシールドケースとの間に凹凸構造を設けることで、前後左右方向のズレを防止する。また、実装足部を外側のシールドケースで形成することで、内側のシールドケースの切り欠きや穴形状を排除でき、プラグ挿入口内部へのフラックス上がりも防止できる。
USB3.1 Micro-Bコネクタの定格電圧電流はAC30Vで、接触抵抗は電源ライン30mΩ以下/その他ライン50mΩ以下、使用温度範囲は−30〜80℃となる。サンプル価格は100円/個で、エンボステープ梱包で自動実装にも対応する。
“USB 3.1のすべて”を実現するUSB Type-C ポートコントローラーを発表
転送速度10Gビット/秒の「USB 3.1」仕様策定が完了
知っておきたいUSB3.0まとめ
4ポートだけど実質8ポート、多機能USB3.0ハブコントローラ
USB3.1の規格適合試験を迅速に実行、レシーバテストの手順をすべて自動化Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
記事ランキング