ロームは、パワーマネジメントIC「BD2613GW」の量産・出荷を開始した。次世代インテルAtomプロセッサ向けに開発されもので、タブレットの超薄型化と低消費電力化に寄与する高集積性と電力変換効率を備えた。
ロームは2015年4月、パワーマネジメントIC(以下、PMIC)「BD2613GW」の量産出荷を開始したと発表した。
BD2613GWは、2014年に量産を開始した「BD2610GW」の後継機種となる。次世代インテルAtomプロセッサ向けとして開発されたもので、タブレットの超薄型化と低消費電力化に寄与する高集積性と電力変換効率を備えた。
現行のインテルAtomプロセッサZ3700シリーズのタブレット用プラットフォームに必須のパワーレイルの他、プロセッサとの連携に必要なシステム制御とモニタリング機能を集積化した。さらに、実装面積の小型化に加え、コストを最適化したことで、インテルAtomプロセッサを搭載するAndroid/Windowsタブレットに適したPMICになるとしている。
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